日本語教師ってどんな仕事?
現在もまだ海外につながる仕事を探して検討中の身なのですが、インスタグラムの広告で「日本語教師募集」の文字が見えて、
すごく気になり、その勢いで資料請求をしてしまいました。
日本語教師についてなんとなくのイメージはありましたが、具体的にどんな仕事なのか、どんなやりがいがあるのか、
資格が必要なのか等についてまとめましたので、興味がある方はこの先も読んでみてください。
最初に僕が感じた事
日本語教師?日本語を勉強したい人ってそんなにいっぱいいるの?
日本語は難しいのに、日本でしか使われないので、そんなに需要が高い言語ではないと考えていました。
日本のオタク文化が好きでアニメを字幕なしで見たいからとかそんな理由で日本語を勉強する人ばかりだと思っていました。
個人的に人に何かを教えることは好きで、自分では得意だと思っているので、また視野を広げるという意味でいろいろ調べてみました。
意外と高まる日本語教師のニーズ
政府のクールジャパン戦略、訪日外国人が右肩上がりに上昇し、また少子高齢化による労働力の低下で
外国人労働力に頼る傾向など様々な要因により、日本語学習者は国内外合わせて1.4~1.6倍で、
教育機関に関しては25年間で4倍にも増加しているまさに売り市場の状態だそうです。
そもそも日本語教師って?
日本語を勉強したい学生達はみなさん大学へ進学や、就職などの進路を持っており、
日本語教師は語学だけでなく、文化や経済、マナーなどを総合的に教えるまさに「日本を代表して日本を伝える人」
といっても過言ではありません。もちろん誰にでもなれるわけではなく、資格が必要だそうです。
日本語教師になるために資格が必要なの?
日本語教師になる為には3つの方法があります。
- 文化庁指定の420時間カリキュラムを修了
- 日本語教育能力検定試験に合格
- 大学で日本語教育を主専攻または副専攻修了で卒業
日本語を文法から改めて勉強する必要があるのですが、それぞれの国において苦戦するポイントは違います。
特定の発音でつまずく場合もあれば、単語の意味がうまく理解できない場合もあります。
その理由は生徒さんが育ってきた文化や環境には存在しなかったのが原因かもしれません。
「教える事」も十分に必要な能力ですが、「言語学」として日本語を学びなおす必要があります。
外国人が苦手とする日本語の発音もあります。
その一つが長音です。
ほとんどの言語では母音を伸ばすことがない為、理解するのは難しいようです。
例えば「講師[o:]」「子牛[ou]」は同じように聞こえてしまいます。
皆さんがもし日本語講師ならどのようにして違いを説明しますか?
ヒューマンアカデミーさんでは「420時間のカリキュラム」に対応しており、教育実習もあります。
試行錯誤しながらどのようにしたら生徒さんが理解してもらえるかを実践の中で学んでいきます。
中田 敏行さん(なかた としゆきさん)
ヒューマンアカデミー新宿校
日本語教師養成講座修了生私が日本語教師を目指したのは、退職後の第2の人生の舞台を海外に移す為。
(中略)現在はビジネスコンサルタントとの二足のわらじをはいた生活を送っています。
学習者がいれば世界中で働ける日本語教師は、私にとっては行きたい場所に導いてくれるツールのようなもの。
しかも、それが行く先々の国の人の役に立ち、歓迎してもらえる。
http://haa.athuman.com/academy/japanese/interview/nakata.asp?code=041039
ヒューマンアカデミーではどんな事ができるの?
・文化庁指定の420時間カリキュラムを修了
・日本語教育能力検定試験に合格
こちらの2つが可能だそうです。
短期で修了したい場合は週3回で通い、長期的に目指している人は週1回と複雑な要望に柔軟に答えていただけるようです。
カリキュラムと資格を取ると全部で70万ほど、資格は自力で合格を目指すという人は60万程度となっているそうです。
就職率は90%以上で、日本語教育能力検定試験の合格者のうち5人に1人がヒューマンアカデミーの修了生となっているなど、
その数字から見ても万全のバックアップ体制があるようです。
詳細については、ヒューマンアカデミーさんのサイトをチェックしてみてください。