各地域で市や県が国際交流を支援する組織があります。
日本に来られた外国人の方とイベントなどを通して異文化交流を楽しむことができます。
大阪国際交流センター、京都市国際交流会館、、神戸国際協力交流センター、滋賀県国際協会を紹介します。
国際交流センターってどんな所?
日本全国にある日本と海外の関係をよくするための施設です。
日本に住んでいる外国人の方の生活のサポートや、観光・留学目的の訪日外国人への案内、日本人への異国理解のためのイベントなどを主催していたりします。
英語を勉強している人は一度訪れてみてはいかがでしょうか?面白そうなパーティーや、ボランティアとして参加できるイベントなどが見つかるかもしれません。
大阪国際交流センター
イベントでの通訳ボランティア
ボランティアスタッフになれば、外国人の方が参加するイベントに通訳として参加することができます。
上本町にある大阪国際交流センターで簡単な筆記と電話対応の試験を受けます。
英語のレベルは3段階あり、それぞれのレベルに合わせて対応する業務の難易度が違います。
僕が参加した通訳のボランティアは「書道」「日本橋ストリートフェスタ」「電話での三者間通訳」です。
日本人の書道の先生が英語が話せないとの事でしたので、通訳としてお助けに行きました。
「はねる、止める」などの書道の筆の動きを英語で表現するのは非常に難しかったです。
アメリカ、フランスなどからの方もおられましたが、大半が中国からの参加者でした。
日本橋ストリートフェスタでは海外のオタクの方が多く参加するパレードだったので、
インフォメーションセンターで案内役をしていました。
日本のオタク文化はワールドワイドなので、外国人の方もコスプレを楽しんでおられました。
また大阪国際交流センターに在中しているボランティアスタッフの方が不在の際、
同時通訳を電話で対応することもあります。ジェスチャーができずに、顔の表情も見れないので大変難しいです。
日本在住の外国人の方が税金や保険、ビザなどの複雑な手続き関係を相談しに来られます。
災害時通訳・翻訳ボランティア
2018年6月18日には大阪北部で大きな地震がありました。さらにその直後には記録的な豪雨を中国地方が襲いました。
日本人の私たちも怖かったですが、外国人の方は正しい情報が入ってこない中、大変困惑されたと思います。
日本は地震大国でもありますし、特に大阪は川が非常に多いので自然災害が今後も起こるはずです。
そういった災害時に語学の面から外国人をサポートする「災害時通訳・翻訳ボランティア」を近畿2府4県で募集されています。
大阪府にお住まいで、年に1回スキルアップとして研修会への参加が応募要件になっています。
京都市国際交流会館
京都には年間約1400万人の旅行者が来られます。特に外国の方はお寺や神社といった日本の文化を感じるため訪れます。
外国人に人気の京都では京都市に住んでいる外国人の方の生活のサポートを活発に行っています。
外国人の友達を作るメッセージボード
メッセージボードとは京都で暮らす様々な外国の方と地域の方との交流を深めるために活用できる電子掲示板です。
学生の頃によくメッセージボードを使ってイギリス、中国、サウジアラビアなどからの友達を作っていました。
メッセージボードには友達作りを目的として自己紹介と連絡先を書きます。一定期間貼られるとはがされるので更新が必要です。
自分にあったランゲージエクスチェンジのパートナーを見つけてみてはいかがでしょうか
神戸国際協力交流センター
毎年3月に1度神戸国際交流フェアが開催されます。
外国人とおしゃべりcafé、世界の料理、スピーチ大会、交流パーティなどがあります。
また、日本語サポーターとして外国人の方に日本語を教えてあげることもできます。
滋賀県国際協会
滋賀県に工場で働くブラジル人が多いです。滋賀県に住む外国人の半分がブラジル人です。
外国にルーツを持つ児童生徒の為の進路フェアや、日本語指導者養成講座などがあります。
また、ホームステイや短期間のホームビジットボランティアといった
留学生を受け入れる制度などもあるのでチェックしてみてください。
まとめ
今回は近畿地方を中心に紹介させてもらいましたが、皆さんの住んでいる地域の国際交流センターを探してみてはいかがでしょうか?
ほとんどの所がインターネットでの情報発信が遅い場合があるので、直接センターに訪ねてスタッフの方にしたいことを伝えれば、教えてくれると思います。