ドイツでワーキングホリデーするには?

ドイツでワーキングホリデーするには?

 

ビザ、年齢、保険、仕事、住まい事情、ざっくりとした予算などドイツでのワーキングホリデーについてまとめてみました。

他の国に比べて、生活費が意外と安いのが特徴です。

さらにヨーロッパ圏は芸術や文化に対して身近な存在となっています。

ドイツでのワーキングホリデーのビザについて

発行人数 制限なし
渡航期間 3ヶ月~1年(延長不可)
年齢 申請時に18~31歳
申請料金 無料
その他 世界中のドイツ大使館・領事館でビザの申請ができる
労働期間 一つの職場での最長就労期間は6ヶ月まで

 

日本と提携を結んだのは1980年にオーストラリアが一番目に早く、2000年には6番目にドイツでもワーキングホリデーの協定が結ばれました。他の国と比べてビザの年間発行枚数は制限されていません。最短3ヶ月から最長1年まで滞在することができます。申請時に31歳を超えていなければ、誰でも申請することができます。

2010年以降から、世界各国のドイツ大使館・領事館でビザの申請ができるようになりました。ということは、ビザなしで旅行で3ヶ月滞在したのちに、ワーキングホリデービザを現地で申請することも可能ということです。「本当にドイツで働きたいのか、別の国と比較したい。」「そもそも旅行でもいいかもしれない。」と考えている人は、この制度を利用すれば、一旦日本に帰国する渡航費を抑えることができますね!

ビザの申請には7つの書類が必要です。ビザ申請書、契約書、パスポート写真、往復航空券予約の証明書、旅行者保険、生活費支払い能力の証明書が必要です。

生活費支払い能力の証明書には1年間滞在するのに最低2,000ユーロが必要です。(日本円にして約24万円 ※1ユーロ120円換算の場合)

申請は少なくとも渡航の2週間前までには済ませておいてください。ただし3ヶ月前以上だと早すぎで申請できませんので気をつけてください。

ビザ申請は自分でもできますが、書類の記入に慣れていないと、思わぬ記入ミスや漏れが発生してしまい、申請に時間がかかってしまう可能性があります。確認したらパスポートの期限ぎれ!なんてこともあるので、しっかりと余裕をもって申請時には記載内容をダブルチェックしましょう。自分で申請するのに不安を感じている人は、高額ですがビザ申請代行サービスもありますのでご検討ください。

申請内容や詳細情報はドイツ連邦共和国大使館・総領事館のワーキング・ビザをご確認ください。

ドイツの都市について 

ベルリン

ドイツの首都で国際会議などが開かれるので世界各国から様々なイベントに来る人が多い。ドイツでも約360万人と人口が一番多い都市です。ドイツ国内でも屈指の文化都市なので博物館、ギャラリー、美術館などが多くあります。1989年にベルリンの壁が崩壊しましたが、壁の一部などは博物館で見ることができるそうです。

ミュンヘン

人口3番目という順位にいながら、温かみのある雰囲気がある村のような感じが味わえます。ビールが有名で醸造直営のレストランが多数ありますので、ビーズ好きな方はいろいろなお店で本場ドイツの飲み比べができます。さらに中世ヨーロッパの歴史が古い建物が数多く現存するので、一眼見ようと世界中からたくさんの観光客が訪れます。ビールや建築に興味がある人はオススメの都市ですね。

フランクフルト

欧州中央銀行があり、金融都市として高層ビルが立ち並ぶ近代的な都市です。ディズニーのシンデレラ城のモデルになったと言われているノイシュヴァンシュタイン城が観光名所の定番としてあります。ドイツ、オランダ、スイス、フランスなどの国々を通るライン川は世界遺産にも登録されています。

語学学校や専門学校について

英語力によって働けるジョブレベルも変わってくるので、現地での英語のブラッシュアップを求める人も多いのではないでしょうか。さらに学校に通うと友達ができたり、仕事や住む場所の情報が得られるので、現地での生活が安心して送れます。学校によっては履歴書の書き方、面接の練習などもやってくれるそうですよ。

 

F+U Academy of Languages

今回ご紹介するのは、高校、大学、専門学校などを運営する教育機関のF+U Academy of Languagesです。フランクフルトに近いこの学校にいる日本人は27%と多くなく、毎年約100か国の留学生がいるので多国籍文化に触れ合うことができます。1クラス15人の少人数クラスで6レベルに分かれていて、1レッスン45分です。入学日は毎週月曜なので、いつのタイミングでも入学できますし、入学試験があるわけではありません。万が一の困った際には日本人スタッフも常駐しているので、相談できますね。

「一般英語」と呼ばれるコースは平日の9:00-12:15に行われます。 リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つの基礎項目を学べます。こちらのコースの場合、

入学金、授業料、海外送金手数料などを含めて、半年で約56万円かかります。

インターンシップは?

インターンシップに関しては、有給で最長1年働けることから専門的な分野での能力や、ドイツ語・英語力が必要ですが、期間終了後にその企業に就職することができるかもしれません。

一般的に言われているビジネス英語の最低レベルはTOEIC600点ですので、実戦ではそれ以上を求められると考えて、さらなる点数を目指すべきだと思います。ちなみに楽天に就職するには800点必要なんてことも言われていますよね。満点の990まであと少しですね。ドイツの現地の大学に通っていて、その後にインターンシップであれば可能性としてはありますが、日本から突然企業に大してオファーするのは企業側としてもビザの発行のハードルが高いので、非常に困難ですが、チャレンジして夢の海外での就労を経験できれば、その後の人生にも大きなマイルストーンになるはずです。

フリーランスビザって?

また、ドイツにはアーティストビザことフリーランスビザが存在します。いわば、所属するのが会社ではなく、自営業ということで写真家や芸術家の方が取得されるケースがあります。このフリーランスビザは一見素晴らしいように見えますが、申請した専門分野以外での収入が認められていません。活動を続けるうちに貯金が底をついても、アルバイトで生計を立てることができない分、かなりのプレッシャーが与えられます。

ドイツは学費無料?

小学校から大学までは国籍に関わらず公立なら全員無料です。2014年から少子高齢化に影響を受けて、教育に注力するために一般授業料が廃止されました。開始されてから外国人留学生が約50%増加したそうです。ただし、大学入試の為のドイツ語試験に合格しなければなりませんので、まずはドイツ語を学ばないといけません。

住まい事情

ホームステイ

せっかく海外に来たので、異文化を理解するためにホームステイを利用してみてはいかがでしょうか?家庭料理、ネイティブとの会話など現地人の生活から感じ取る独特な文化を経験する良い機会になると思います。海外での経験が少ない人は、まずはホームステイで海外生活の感覚をつかんでみてはいかがでしょうか。

ホームステイにもいくつか種類があり、部屋のみ、食事つき、ペットの有無、禁煙or喫煙などのいくつかの項目から絞ることができます。

各語学学校が面接を行い、一定の基準を満たしていますが、ファミリーと性格が合わなかった場合は、エイジェンシーと連絡を取り変更してもらうことも可能ですので、気軽に相談してみてください。場所や世帯によって価格に変動はありますが、2食付きで6ヶ月約760,000円です。

シェアハウス

シェアハウスのメリットは家賃が安く、家具がある程度揃っていて、さらにルームメイトとの交流ができる点だと思います。ドイツではシェアハウスのことをWG(ヴェーゲー)と世呼んでいて、主流の住み方になっています。家賃平均は4万~5万程度と安く、探せば住む費用を抑えることができます。

探し方は様々あり、インターネットで募集している人を探すか、友人に紹介してもらうか、ルームメイトを自分で探してシェアするかあります。シェアハウスの利用を検討している人は、友達を作りたいと思っている人が多いので比較的社交的な人が多いと思われます。ルームメイト募集のウェブサイトWG-Gesuchtもあるので、参考にしてみてください。

語学学校に通っているのであれば、提携している寮があるので、問題なく確実に住む場所を確保することができます。僕も大学生の頃にアメリカに留学していた際は寮に台湾人のルームメイトと一緒に住んでいました。2人1部屋が3つあり、大きいリビングルームがありました。

ドイツならではの知っておきたい文化

レストランなどで店員さんを呼ぶ際は掌を上げて呼んではいけません。なぜなら、ナチスドイツのヒットラーのポーズと認識されて、避難を受ける場合があるからです。

また、公共のトイレを利用する場合は1ユーロ(約120円)ほど支払う必要があります。財布を忘れてしまったら、自宅まで我慢しないといけなくなりますね。支払い方は、遊園地などの鉄パイプをくるっと押して入る機械タイプのもと入り口に人が立っていて、手渡しで払うタイプがあります。

ざっくりとした予算

下記の条件でざっくりとした費用を計算しました。

今回の予算の環境条件
・語学学校には半年通う
・家賃が比較的安いシェアハウスに住む
・食事はなるべく自炊する
・航空券はスケジュールが柔軟なオープンチケット
・前半の6ヶ月のバイトは学校終わりに働き、後半はがっつり働く

 

前半:平均4時間・週4 30万前後  

後半:平均7時間・週4 75万前後

※時給1100円の場合

語学学校に6ヶ月通う場合は全体の費用として1年間約200万かかります。

ワーキングホリデーで働ければ100万ほどは稼げるので、出発時には最低でも約100万ほど、もしものことを考えて150万ほど準備していけば大丈夫だと思われます。

内容 金額

往復航空運賃

150,000円

保険

250,000円

生活費(1ヶ月4万)

480,000円

家賃(1ヶ月4万)

480,000円

学費(6ヶ月)

600,000円

小計

1,960,000円

収入

1,000,000円

渡航費(オープンチケット)

オープンチケットはご存知でしょうか?

出国時の時期は決まっていても、帰国のタイミングはその後の予定で決めたい!という場合は、通常のチケットよりも割高ですが、オープンチケットで帰国時期を後で決めることができます。また、通常のチケットでも往路日時の変更が可能なオプションを追加することができます。

また、日本からドイツへの直行便もありますが、急ぎでなければ乗継便の方が比較的安いのでオススメです。経由地にてあえて次の出発時間を遅らせて、その土地でのプチ旅行も楽しんでみるのもアリかもしれません。ドイツは日本より寒く、冬はマイナスになることもありますし、夏は最高でも25度前後です。さらに寒気は太陽があまり出ていないので、冬の時期の航空券は観光客が減っているので比較的安いタイミングです。

安くて乗換便で安い時期なら10万ほどですが、直行便で観光シーズンならば18万ほどします。

保険

留学中の怪我や病気などの万が一の場合に備えて保険に入ることをおすすめします。またビザの申請には保険に入ることが必須条件になっております。盗難、器物損壊等もオプションとして追加することができますので、不安な方は検討してみてはいかがでしょうか。

参考までにAIG損保では歯科治療費用なしプラン、保証期間1年、最安プランが25万円です。

航空機遅延などは保証外ですが、生活用動産補償は30万までで賠償責任は1億まで保証してくれます。詳しいプランはAIG損保にてご確認ください。

生活費

ドイツに住んでいる方を参考に、1ヶ月の食費、電気代、通信費などで3万~4万ほどと非常に安いです。外食は日本より高いですが、スーパーの食品が非常に安いのが特徴です。

友人と食事をするにも、ホームパーティーを開いたりして、お金はそんなにかかりません。スーパーでの買い物も海外サイズになっていて、コストコみたいな感じです。

世界中にはるALDIというスーパーはドイツの会社だったんですね!知らなかった!

仕事

せっかく海外に来ているので、英語やドイツ語を使って働きたいですよね。日本語のサイトで求人を探すと簡単に見つけることができますが、採用された所には同じように日本の方がいらっしゃいます。現地のスーパーや街の張り紙などをみて地道に探すのが一番の理想の職場を探す方法だと思います。

言語レベルによって働ける仕事内容が変わります。まだまだこれからの人は、日本食レストラン、ホテルの清掃、農業などの言葉を比較的使わない仕事に回されてしまいます。ある程度コミュニケーションが取れるとカフェ、ベビーシッター、スーパーなどの仕事が手に入る可能性があります。

自分のやりたい仕事がゲットできるように、出発前の英語のスキルアップをがんばりましょう!アルバイトの最低賃金は約1,100円です。学生ビザの場合は労働時間の制限がありますが、ワーキングホリデーの場合は特に労働時間の制限はありません。

家賃(シェアハウス)

シェアハウスは前述したように4~5万円です。

学費

語学学校の場合は半年56万と想定しています。

まとめ

ワーキングホリデーと聞くと、オーストラリアやカナダをイメージしますが、こうやってドイツについて調べてみると沢山の魅力を発見しました。

建築や芸術に関心が強く、生活費が抑えられ、英語もブラッシュアップできるドイツはすごい!ぜひ興味のある方はご自身でもさらに深く調べてみてはいかがでしょうか。

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